こんにちは!
大分県別府市千代町にある鍼灸院、こうの針灸院です!
みなさんは起立性調節障害という言葉を聞いたことがありますか?
小学生~高校生など学生の年頃の方がなることが多くなっています
初めて聞いた方もたくさんいると思うので今回は起立性調節障害とは何ぞや?みたいな話をしていきます
起立性調節障害とは?
起立性調節障害とは自律神経の調節がうまくできなくなり、起立時に体や脳への血流が低下する病気です
- 朝、起き上がることができない
- 倦怠感
- 朝の食欲不振
- 頭痛
- 立っていると気分が悪くなる
- 立ちくらみがする
こういった症状があらわれます
午前中に症状が出ますが、午後からは体調が回復する傾向にあります
起立性調節障害になってしまったときの注意点
日常生活
寝た状態や座った位置から、急に立ち上がってはいけません。30秒以上かけてゆっくりと立ち上がって下さい。
朝起きるときには、頭を下げたまま歩き始めて下さい。頭を上げて立ち上がると脳血流が低下して気分が悪くなります。一度気分が悪くなると、なかなか治りません。
早寝早起きなど生活リズムを正しくしましょう。だるくても日中は身体を横にしてはいけません。
暑気は避けて下さい。学校の体育の見学は日陰か室内でして下さい。
運動や食事療法など
運動療法は散歩などの軽いものからにします。学校を欠席した日にも1日15〜30分程度行いましょう。重力のかからない水泳も推奨されています。
水分を多くとりましょう(1日1.5〜2L)。
塩分の制限は必要ありません。むしろ多くとりましょう。いつもの食事に3g程、余分に多くとるといいでしょう。
改善方法
ストレスを与えない
ストレスを与えると余計に自律神経が乱れてしまいます。
何がストレスなのかを聞き出すことも方法の一つです。
治療
薬物療法が一般的とされています。病院によっては漢方を処方されることもあります。医療機関の指示に従って治療していきましょう
しかしながら成長期のお子さんに薬を飲ませたくないという親御さんもいらっしゃるかと思います。
私も薬はなるべく避けた方がいいと思います。飲み続けると依存になってしまい自分の抵抗力がつかないからです。
お勧めするのは鍼灸治療です。
鍼が一番いいですがおこさんは怖がるかと思います。そんな時はお灸でも効果が見られます。
熱くないですし、痛みもないので鍼が嫌だなというお子さんはお灸で治療するのがいいでしょう
脳を刺激して自律神経を整えたり、ドーパミンやセロトニンなどのホルモンを分泌させることでポジティブになります。
体に優しい方法なのでぜひ試してみてほしいです!
お子さんの気持ちを汲み取ってあげましょう
一番苦しいのはお子さんです。
学校に行きたくないわけではなんです。ただ体が思うように動かないんです
それを根性が足りないとか、嘘をつくなという大人がいるのも現実です。ますます悪化してしまうので思春期のお子さんは優しく寄り添ってあげましょう。
家族だけで解決するのは難しいと思うのでご家族や仲のいい親御さんたち、体のことに詳しい方に相談しましょう
こうの針灸院ではこういったお子さんたちを治療しています。
改善例もありますので自分のお子さんを治してあげたいという方はまずはご相談ください!
こうの針灸院
大分県別府市千代町8-14
TEL08098783393